こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・WordPressをGoogleアナリティクスに設定する方法3つ
・Googleアナリティクスでできるアクセス解析
・Googleアナリティクスをブログ運営に活かすコツ
副業ブログのおかげでブロガーとして独立することができ、現在は当ブログで月300万円ほどを稼ぎながら暮らしているよ。
WordPressでサイト運営をしていく方なら、何人の人がどれくらい、どのページを読んでくれたかなどの、アクセスデータを知りたいものですよね。
Googleアナリティクスは、あなたのサイトを訪れたユーザーの人数や、ページ閲覧数、滞在時間、離脱率などを計測してくれる、最強の無料ツールの1つです。
運営元はGoogleで、ブラウザだけでなくスマホアプリでも管理もできるので、とても重宝しています。
特に、今何人見ているか?を知れる、リアルタイムレポートも見れるのでサイトの健康状態をチェックできます。
ということで、今回はGoogleアナリティクスを導入する手順を解説したあとに、どんなアクセス解析ができるのか、どうやってサイト運営に活かすのかご紹介していきます。
まだ、WordPressでサイトを立ち上げていない!という方は、【ブログ初心者】でも10分でできるWordPressの始め方をご覧ください。
それでは、前置きはこの辺にして、さっそくご説明していきます。
Contents
WordPressをGoogleアナリティクスに設定する方法3つ
実は、Googleアナリティクスの導入は簡単にできてしまいます。
下記の3つのステップを順番に完了していくと、すぐに設定できるのでご安心ください。
設定の手順
手順①:Googleアナリティクスに登録
手順②:WordPressでトラッキング設定
手順③:計測できているか確認
それでは、1つずつご説明していきます。
手順①:Googleアナリティクスに登録
まずは、Googleアナリティクスに登録していきましょう。
※クリックすると公式HPに飛びます。
公式HPにアクセスできたら、Googleのアカウントでログインしていきます。
もし、Googleアカウントを持っていない場合は、新規作成しましょう。
ログインが完了したら、「無料で設定」をクリックします。
すると、アカウントの設定画面になるので、アカウント名(なんでもOK)を入力します。
続いて、計測するサイトのタイプを入力します。
(ただのWordPressブログなら、スマホアプリではないので、一番上にチェックを入れておけばOKです。)
最後は、以下の4つを設定して完了です。
・ウェブサイト名:サイト名
・ウェブサイトのURL:SSL化してる場合は、https://を選択してサイトURLを入力
・業種:お好きな種類を選択
・レポートのタイムゾーン:日本
※当ブログを見ながらWordPress開設している方は、SSL化がされていると思います。(独自SSLを設定するとhttp→httpsの設定とhttp→httpsのリダイレクト設定を完了しているならばOKです。)
全部、入力したら「作成」をクリックします。
その後、上記のような規約に同意すると、Googleアナリティクスにログイン完了です。
上のような画面になればOKですよ。
次は、WordPressのアクセスを計測するためのトラッキング設定について、ご紹介していきます。
手順②:WordPressでトラッキング設定
手順①では、Googleアナリティクスの登録方法を解説してきました。
次は、WordPressでアクセスをトラッキングするための手順をご説明します。
トラッキング設定
方法①:プラグインを使う方法
方法②:WordPressテーマを使う方法
方法③:テーマ編集でコードを貼り付ける方法
方法としては、上記の3つあります。どれか1つで完了できればいいので、併用はしないでください。
正しく計測できない場合があります。
それでは、1つずつ解説していきます。
方法①:プラグインを使う方法
1つ目の方法は、WordPressのプラグインを使用する方法です。
「All in One SEO」というプラグインを使って、設定していきます。まずは、All in One SEOをインストールして有効化してください。
「今すぐインストール」→「有効化」してください。
続いて、GoogleアナリティクスでトラッキングIDを取得していきます。
上記のように、Googleアナリティクスの「管理」→「プロパティ設定」をクリックして、トラッキングIDをコピーしてください。(UA~~全てをコピーです)
その後、WordPressのサイドバーにある「All in One SEO」をクリックして、トラッキングIDをペースト(貼り付け)していきます。
貼り付けられたら、上か下にある「設定を更新」をクリックして、設定完了です。
方法②WordPressテーマを使う方法
2つ目は、Googleアナリティクスの設定がついているWordPressのテーマを使用している場合の設定方法をご案内します。
今回は、当ブログが推奨しているAffinger(アフィンガー )という有料テーマを例に、トラッキング設定をご紹介していきます。
なお、アフィンガーについては、下記の関連記事をご覧ください。
それでは、話を戻してトラッキング設定の解説をします。
アフィンガーを有効化した人は、サイドバーの下部にある「AFFINGER5 管理」をクリックしてください。
クリックすると、上記のような画面になるので、「Google連携/広告」をクリックしましょう。
続いては、Googleアナリティクス側でトラッキングIDを取得していきます。
上記のように、Googleアナリティクスの「管理」→「プロパティ設定」をクリックして、トラッキングIDをコピーしてください。(UA~~全てをコピーです)
コピーできたら、WordPressの方に戻って、下記のように「アナリティクスコード(トラッキング ID):UA-」という部分に、10桁の数字を貼り付けて、「save」をクリックします。
こんな感じで、「現在のトラッキングID:」と表示されていれば、完了です。
方法③:テーマ編集でコードを貼り付ける方法
3つ目は、WordPressのテーマ編集で、直接トラッキングコードを貼り付ける方法です。
プラグインやテーマを利用しなくていい方法なので、万能な方法といえます。
Googleアナリティクスにて、「管理」→「プロパティ設定」→「トラッキングコード」をクリックしてウェブサイトのトラッキングの下にある、コードを下記のようにコピーしましょう。
続いて、WordPressの管理画面から「外観」→「テーマエディター」をクリックしてください。注意のポップアップが出てきますが、「理解しました」をクリックしておけばOKです。
そして、テーマエディター右側の「テーマヘッダー(header.php)」をクリックしましょう。そうすると、下記のような画面になるはずです。
コードがいろいろ書いてあるのですが、その中から「</head>」という場所を探して、その直前にトラッキングコードを貼り付けましょう。下記のような感じですね。
上のように貼り付けたら、「ファイル更新」をクリックして完了です。
以上が、WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法となります。
手順③:計測できているか確認
さて、手順②までで設定が完了したので、最後はGoogleアナリティクスの方で、計測できているのかチェックしていきましょう。
自分でサイトにアクセスしながら、Googleアナリティクスのトップページを見てみると、右上の「アクティブユーザーのリアルタイム」にて1と表示されました。
これで、しっかりと計測できていることがわかります。
もしも、うまく計測できていない場合は、トラッキングIDやトラッキングコードが正しく入力されているか?2つ以上の方法を併用していないか?などをご確認ください。
Googleアナリティクスでできるアクセス解析
ここまで、WordPressをGoogleアナリティクスに設定する手順をご紹介してきました。
続いては、Googleアナリティクスを使って、どんなデータを計測して解析できるのか、5つほど代表的な指標をピックアップしてご説明します。
その①:ユーザー数
ユーザー数とは、あなたのサイトを訪れた人数のこと。
Googleアナリティクスでは、「オーディエンス」→「概要」をクリックして、集計期間を指定すれば出てきます。
厳密には、ブラウザごとのアクセス数の総数なのですが、ざっくりとサイトに来てくれた人の人数だと思っておけばOKです。
1ユーザーが何回訪れても、ユーザー数は1です。
その②:ページビュー数
ページビュー数とは、ページが読み込みされた回数のことです。
Googleアナリティクスでは、「オーディエンス」→「概要」をクリックで全体のページビュー数、もしくは、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」をクリックで各ページ・全体のページビューを確認できます。
ユーザー数との違いは、読み込んだ回数でカウントされるので、ユーザー数が1でも2ページ読み込めば、ページビューは2になる感じです。
その③:平均ページ滞在時間
平均ページ滞在時間とは、文字通り、そのページにアクセスしてから離れるまでの平均時間のことです。
Googleアナリティクスでは、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」をクリックすると各ページ・全体の平均ページ滞在時間を確認できます。
ちなみに、離脱する直前のページの滞在時間は、0分というカウントになるという特徴があります。
その④:離脱率
離脱率とは、簡単にいうとサイト訪問したユーザーが、どのページでサイトから離脱したのか割合を示しています。
Googleアナリティクスでは、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」をクリックすると各ページ・全体の離脱率を確認できます。
厳密には、サイト訪問したユーザーが、ページ遷移を行ったあとに、最後に訪れたページの割合なのですが、最初はざっくりと理解しておけばOKです。
その⑤:直帰率
直帰率とは、簡単にいうとサイト訪問後、他のページに行かずに離脱した割合のことです。
Googleアナリティクスでは、「行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」をクリックすると各ページ・全体の直帰率を確認できます。
こちらも、厳密にいえば、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合なのですが、最初はザックリ理解でOKです。
以上が、代表的な5つのアクセス解析の概念です。
Googleアナリティクスをサイト運営に活かすコツ
さて、ここまではGoogleアナリティクスで解析できる、代表的な指標をご紹介してきました。
最後に、Googleアナリティクスの指標を、サイト運営に活かすコツをサクッと解説して終わります。
コツ①:SNSでの反応をチェック
サイトコンテンツ(ブログ記事)を、SNSでシェアした際の反応をみるために、「リアルタイムレポート」をチェックしてみましょう。
例えば、僕の場合は記事をツイートすると、リアルタイムレポートが30〜50くらいを行き来していると、反応がいいなと判断しています。
「現在のユーザー数(ページ別)」と「ユーザーの参照元」を気にしながら、リアルタイムレポートを眺めていると、どこからきたユーザーが、どんな動きをしているのか見えますよ。
コツ②:リライトする際に利用する
行動」→「サイト コンテンツ」→「すべてのページ」で、平均ページ滞在時間・離脱率・直帰率あたりをチェックしながら、リライトに活かしましょう。
ユーザーが、どの記事をどのくらいの時間かけて読んでいるか?どのページで離脱してしまっているか?がわかるので、改善すべき記事の選定に役立ちます。
コツ③:Googleタグマネージャーと連携してASPクリック数を計測する
ブログアフィリエイトで稼ぎたい人にとっては、アフィリエイトリンクのクリック数を測定するのは超大事です。
そこで、Googleタグマネージャーというツールと連携することで、Googleアナリティクス上でアフィリエイトリンクがクリックされた回数を測定できます。
当ブログでは、上記のように測定しています。
以上が、Googleアナリティクスをサイト運営に活かす3つのコツでした。
まとめ:WordPressでGoogleアナリティクスを設定するのは簡単!
今回は、WordPressでGoogleアナリティクスを設定する手順、代表的なアクセス解析の概念、サイト運営に活かすための3つのコツをご紹介してきました。
サイト運営を成功させるには、常にサイトの状態をチェックするために、アクセス解析が重要です。
Googleアナリティクスを導入することで、サイトの健康状態を常にチェックできるようにしておきましょう。
今回は以上です。