こういった方向け。
本記事で解説する内容は次の2点です。
本記事の内容
成功しているアフィリエイトブログ例が分かる。
アフィリエイトブログの収益元となる記事の”調べ方”が分かる。
上記2点を実例を見せつつ解説します。
補足:アドセンスアフィとASPアフィに関して
本記事ではアドセンスアフィではなくASPアフィの方法論を解説しています。その理由は、大半の場合において、アドセンスアフィよりもASPアフィの方が利益率が高まるから。
また、a8.netといった超大手ASPしか登録していない人は【収益UP】おすすめなアフィリエイトサイト9選【裏ワザあり】も見ておくと収益アップに繋がります。
Contents
成功しているアフィリエイトブログ例3選【サイト分析しました】
まずは3選だけ紹介します。
3選じゃ少ないって?
いやいや、稼いでいるアフィリエイトブログはいくらでも検索で探すことができます。
大切なのは、仕組みを知ることです。
今回取り上げる3サイトはそれぞれ切り口が異なりますので、かなり勉強になるはず。※アフィリエイトブログの収益元となる記事の”調べ方”は後述しますので悪しからず。
その①:クレジットカード大学【アフィブログ型 × 擬人】
その②:保険のソクラテス【アフィサイト型】
その③:まだ労働で消耗してるの?【雑記ブログ型】
上記3つを例に解説します。
なお、月間アクセスはシミラーウェブで調査していますので、参考数値としてご理解ください。
その①:クレジットカード大学【アフィブログ型 × 擬人】
2016年ごろから流行り始めた形態のアフィリエイトサイト。
擬人化したキャラクターが解説しているので、馴染みやすい&アフィリエイトっぽさが消えるのが特徴です。
注目ポイント:おすすめカード部分とカテゴリーの区分け
トップページにある『あなたにおすすめのクレジットカード』とサイドバーの『カテゴリー』部分。おすすめ部分はキーワードニーズ別に、それぞれのペルソナにおすすめなカード記事が抽出されています。カテゴリー部分はクレジットカードの基礎情報が集約されています。
実際のキーワードはキーワードプランナーで抽出できるので、見比べるとかなり参考になります。※キーワードプランナーで[クレジットカード]
のキーワード抽出すればOKです。
その②:保険のソクラテス【アフィサイト型】
保険を真剣に選ぶ人のための総合情報サイト – 保険ソクラテス (hokensc.jp)
アフィリエイト界のドンであるたかぽんさんのサイト。
ドメイン取得日2013年なので、すこし古いですが、いまだに健在のサイトです。
注目ポイント:トップページにあるデータで考える保険とその下層ページ
例えば『学資保険』をクリックすると分かりますが、カテゴリ別に素晴らしく階層化されています。トップページでは[保険]
のビッグキーワードを狙い、下層ページではミドルワード(例えば[学資保険]
など)を狙っているのが分かります。
クレジットカード大学と保険のソクラテスは見た目こそ違えど、アフィリエイトサイトの典型的な形だと思います。キーワードから情報を階層化するスキルが素晴らしすぎるなぁと思います。
その③:まだ労働で消耗してるの?【雑記ブログ型】
イケハヤ大学【ブログ版】 | (ikedahayato.com)
プロブロガーという言葉を日本に広めたイケダハヤトさん。
前者の2サイトとは違い、一見すると雑記ブログっぽいサイトに仕上がっています。
注目ポイント:雑記記事から収益化記事への導線
ブロガーに共通する方法ですが、基本的な収益導線は『雑記記事→収益記事』です。ちょっと分かりづらいので具体例で見てみましょう。
例えばこちら。
一見するとネタ記事ですが、記事内の内部リンクに注目です。
というわけで、これから買う方は心してどうぞw メンタル弱い人は仮想通貨に大金突っ込んじゃだめですよ!
関連記事:仮想通貨に1,000万円投資!低リスクな始め方を解説するよ。
こういった感じで、『ネタ / 雑記記事→収益化記事』への導線が貼られています。リンク先の記事では、仮想通貨を始める際のアフィリエイト(取引所の登録)で収益化をしています。
なお、イケダハヤトさんはライブドアブログでサイト構築していますが、個人的にはWordPressがおすすめ。その理由と収益化のコツは
にまとめています。
アフィサイト型 vs 雑記ブログ型 ←どっちがいいの?
アフィサイト型は、クレジットカード大学と保険のソクラテス。雑記ブログ型は、イケダハヤトさんのブログ形態です。
どちらにもメリット、デメリットがあり
実名なら『雑記ブログ型』にすべき。なぜなら、SNSと連動しやすいから。
匿名なら『アフィサイト型』にすべき。なぜなら、SNS流入は見込めないから。
ますが、僕の意見は次のとおり。
アフィリエイトブログの収益構造を調べる方法
アフィリエイトサイトでの稼ぎ方はシンプルで、記事内の広告クリック or 商品購入です。ということは、成功しているサイトの導線(読者の流し方)を真似すれば、同じように稼げるはず…。
というわけで、各種アフィリエイトサイトが収益源とする記事の調べ方を考察します。
チェックポイント①:記事の文末に注目する
チェックポイント②:文中の内部リンクに注目する
チェックポイント③:人気記事に注目する
チェックポイント①:記事の終わりに注目する
アフィリエイト広告でもGoogleアドセンスでも同じですが、記事の文末は一番収益に近づくポイントです。それもそのはずで、記事を読み終えた読者は『次の行動』を考えているから。
基本的に読者が行動したときに(広告クリックや商品購入)収益は生まれますので、アフィリエイターはそこを逃しません。なので、各種アフィリエイトサイトやアフィリエイトブログの文末に注目しましょう。大半の場合で、収益に繋がる記事リンクがあると思いますよ。
チェックポイント②:文中の内部リンクに注目する
断言します。バナー広告の時代は終わりました。
実際にサイト運営すると分かりますが、バナー広告のクリック率はすこぶる悪い。
じゃあどういった広告はクリックされるのか?
それは文中にあるテキストリンクです。
大半の人は「え?テキストリンクって広告じゃないでしょ」って思うかもですが、アフィリエイトサイトのリンクは基本的に全て広告と考えるべきです。
稼いでいるアフィリエイターほど、内部リンクにこだわっており、かなり自然な流れで読者を誘導しています。これからサイトやブログを読む時は、”内部リンクの意図”を意識してみましょう。
チェックポイント③:人気記事に注目する
人気記事には意図があります。
ぶっちゃけ『人気記事 = アクセスが多い記事』と思っている人は大きな勘違いです。
行列のできるラーメン屋が人気になるのと同じで、人は人気なものに興味が惹かれます。アフィリエイトでも同じで、人気記事上位には、アフィリエイト収益に繋がりやすい記事が表示されている可能性大です。
まとめ:アフィリエイトは成功例から学ぶべし
以上、成功しているアフィリエイトサイト例と収益化設計のお話でした。
アフィリエイトやWebマーケティング全般にいえることですが、本で基礎学習を終えたら、成功例から学ぶべきです。
現代は幸せなことに、アフィリエイターがサイト公開をしている時代です。
有名アフィリエイターが公開しているサイトは、数十万〜数百万の収益を生んでいる場合が大半なので、そこから学ばない手はないです。
良い時代に生まれてラッキーですね。
というわけで、今回は以上です。もしこの記事を読んでいて頭に「はてなマーク」が多いなら、基礎知識が抜け落ちています。そういった方はアフィリエイト初心者にオススメな本7冊【行動の重要性も解説する】を見ておきましょう。